美容を語れるほどの経歴はないのですが、私はアトピー持ちなので顔面はさることながら常に全身が乾燥している状態の人間ですので、乾燥対策とは切って切り離せない生活を送っています。
季節や気候に左右されやすく、年齢とともに状態が変化しているのでひとつのやり方でうまくいったからといってそれがずっと有効というわけではなく、時には気が狂いそうになるくらい体を掻く手が止まらないということもあります。
季節の変わり目は特にひどいので、今年も4月くらいからだんだんと不穏な空気が流れ始め、2か月くらい苦しめられました。
いつも体にワセリンのボディミルクを塗っていて、普段ならこれで人並みとはいかなくともある程度の水分量はある肌感になるのですが、今回はそれだけではまったくだめ。
どうも肌に浸透していかない感じで、お風呂のあとすぐに塗っているつもりでも端からどんどん乾燥していくのでボディミルクがはじかれている感覚でした。
そして、「保湿のための保湿」がまず必要そうだ、ということに気づきました。化粧水でもなんでもいいと思うのですが、まず水に近い保湿液を塗り、それが乾燥しないうちにボディミルクを塗る。これをやった翌日、すぐに効果が表れて感動したのを覚えています。いつもガサガサとした手触りだった背中や腕やおなかがしっとりし始めていて、ついに見つけたぞ!という達成感を感じました。
この手法もいつか無効になるときがくるかもしれませんが、今はこれが自分にとって一番ベストな保湿方法です。アトピーじゃない方にも当てはまることかなと思うので書かせていただきました。
乾燥肌がなかなか良くならない人は、まずは保湿のための保湿をしてみることをおすすめします。